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台

上台・中台

jōdai & chūdai — the pedestals that carry the stone

竿石を高く持ち上げ、その重さを地面へ渡していく石です。表には出にくい部分ですが、お墓が傾くかどうかは、ここと基礎で決まります。

What it is · どの石か

竿石を、受ける。

上から順に、上台・中台。竿石とあわせて三段に積むのが和型の基本とされます。
The stones that carry the standing stone.

竿石のすぐ下にあるのが上台、そのさらに下が中台です。竿石・上台・中台の三つを積む形が和型墓石の基本とされ、これを三段墓と呼ぶことがあります。

台石は高さを出すためだけのものではありません。上の石の重さを受けて広い面に散らし、地面へ渡す役目があります。

上台
竿石の直下。正面下部に水鉢を彫り込む形もあります。 → 水鉢
中台
上台の下。正面に家紋を入れることがあります。
段の数え方
竿石・上台・中台で三段と数えるのが一般的とされます。そのさらに下に置く芝台は、含めない数え方をします。 → 芝台
二段の形
中台を省き、竿石と上台だけの形もあります。区画の広さや霊園の決まりによります。
Joints · 石と石のつなぎ

積んであるだけ、ではない。

石どうしは、ただ載せてあるわけではありません。
The stones are fixed, not merely stacked.

接着
石材用の接着材で留めます。地震の揺れを逃がすことを狙った施工を行う石材店もあります。
芯棒(ダボ)
上下の石に穴をあけ、棒を通して横ずれを止める方法。
目地
石と石の合わせ目。ここが開いてくると、水が入り込みます。年に一度は見ておきたい場所です。
⚠ 目地が開いている、段が横にずれている、隙間から水が染み出している。こうした変化に気づいたら、自分で押し戻そうとせず石材店にご相談ください。台石は一つでも相当な重さがあります。
Hokkaido · 雪の土地で

段のずれは、地面からの合図。

寒い土地では、石ではなく地面のほうが動きます。
In cold ground it is the earth, not the stone, that moves.

地中の水分が凍って地面が押し上げられる現象を凍上(とうじょう)といいます。春に融けるとき土が動き、その動きが石の傾きや段のずれとして表に出ることがあります。

寒冷地では、凍結深度を見込んで基礎を深くとるなどの備えがとられます。台石そのものより、その下でどう支えているかのほうが効いてきます。

❄ 雪どけのあと、正面から見て竿石が垂直に立っているか、目地が一直線に通っているかを見てみてください。前の年と違っていれば、石材店に見てもらう合図です。
墓石の各部
竿石 上台・中台 芝台 納骨室 花立 水鉢 香炉 墓誌 外柵 卒塔婆立て