Kusama Kaen — 札幌市北区 新川
札幌の市街地から車で20分。新川の牧草地に、5000坪の畑があります。 切花のハボタン、ガーベラ、35種類のハーブ、そして秋のケイトウ。 障がいのある人もない人も、同じ立場で働く農場です。
花屋に並ぶ花が、どこかの畑で誰かの手によって育てられたものだということは、 言われてみれば当たり前なのに、案外意識されません。 札幌にも、花を育てている農園があります。
有限会社草間花園は、1989年から新川で花とハーブを育ててきました。 代表は草間満さん。ハウスと露地を合わせて5000坪の畑で、 季節ごとに違う花が出荷されていきます。 化学農薬を使わない栽培や、木質バイオボイラーの自社製作といった 取り組みでも知られています。
Kusama Kaen has grown flowers and herbs in Shinkawa, Sapporo since 1989 — 5,000 tsubo of greenhouse and open field.
春はハーブの香り、夏はガーベラ、秋はケイトウ、そして年末年始はハボタン。
畑の一年は、そのまま花屋の一年でもあります。
Herbs in spring, gerbera in summer, celosia in autumn, ornamental kale for the New Year.
草間花園の看板といえるのが「北斎ハボタン」です。 すべての人に絵を届けようとした葛飾北斎の想いに共感して生まれた、という名前。 従来のハボタンにはない細くしなやかな茎を持ち、 他の花と一緒にブーケへ組み込めるのが特徴です。
品種は、クラシック部門の「北斎(晴姿)」「ハイカラ(恋姿)」、 空想幻花部門の「べろ藍」「赤富士」。 べろ藍は深海のような青、赤富士は朝陽の色。 ※ 空想幻花シリーズは染料を使っているため、衣服への色移りにご注意ください。
“Hokusai Habotan” — ornamental kale bred for cut flowers, with slender stems that fit into a bouquet.
草間花園は、札幌市の「障がい者協働事業」に登録された事業所のひとつです。
これは、障がいのある人とない人が同じ立場で共に働くという理念のもと、
札幌市が運営費の一部を補助する制度で、市内に11の事業所があります。
Kusama Kaen is one of eleven workplaces registered under Sapporo City's programme
where people with and without disabilities work side by side, on equal footing.
札幌市北区新川。石狩湾へ向かって開けた、市街地の北西のはずれです。
地下鉄やJRの駅前ではありませんが、市街地から車で20分ほど。
このあたりに広がる牧草地の一角に、畑があります。
Shinkawa, Kita-ku — about 20 minutes by car from central Sapporo.
地図:OpenStreetMap / 位置:国土地理院ジオコーダにより住所から生成(目安)